4つの等式

試算表取引8要素の結合関係表
@ 収益 − 費用 =*利益・・・・・・・損益等式
損益等式の費用を右辺に移すと、

◎ 収益 = 費用 + *利益
左右を入れ替えて、

A 費用 + *利益 = 収益・・・・・・損益計算書等式
貸借記入原則・貸借平均記入の原則・残高試算表を理解した後は、

◎ 資産 + 費用 = 負債 + 資本(*利益を除く)+ 収益
を理解できると思います。
費用を右辺に移すと、

◎ 資産 = 負債 + 資本(*利益を除く)+ 収益 − 費用
になります。

さらに損益等式
収益 − 費用 = *利益より

◎ 資産 = 負債 + 資本(*利益を除く)+*利益
つまり、

B 資産 = 負債 + 資本(*利益を含む)・・・・貸借対照表等式
負債を左辺に移すと、

C 資産 − 負債 = 資本(*利益を含む)・・・・資本等式

利益は計算対象期間(この講座では、平成11年1月1日〜平成11年12月31日)だけの利益です。
 創業2年目以降、資本には過去の利益が織り込まれます。(この講座では創業1年目ですので、過去の利益はありません。)
残高試算表での資本と、貸借対照表での資本は意味が違うことに注意して下さい。

決算に際して決算時特有の処理がありますので、すんなりと貸借対照表と損益計算書が作れるわけではありません。



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複式簿記会計帳簿
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本:経理・アカウンティング

簿記入門講座 創業から決算まで試算表取引8要素の結合関係表
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